医者

自律神経の乱れが頭痛の原因になる|対策方法を知ろう

タイプを理解して治療する

下を向く婦人

さまざまな種類がある

頭が痛いと感じることは、日常でよくあると思います。風邪をひいたり、嘔吐・二日酔いなどでも痛むこともありますし、頭をどこかに強くぶつけてしまった時は眼の前に星が浮かぶほど痛いものです。しかし一過性の原因ではなく、継続して起こったり、繰り返し起こる頭痛は何か別の原因があるものです。頭痛にもさまざまな種類があり、タイプによって痛む場所やメカニズムなども違います。まずそれを把握して、痛みの原因を探ることが大切です。偏頭痛は慢性的に起こる痛みです。脳の血管が拡張し、周囲の神経を刺激することから炎症を起こし痛みを発症します。偏頭痛になると、こめかみ周辺にズキンズキンと脈打つような痛みが起こり、ひどい場合には吐き気も伴います。片側のこめかみが痛むことが多いですが、両方痛むこともあります。はっきりとした原因はわかっていませんが、心身にストレスを受けている人が、仕事がない時や休息時に痛みを起こすことが多かったり、女性ホルモンの働き、疲労、空腹時、寝すぎや寝不足といった睡眠の質が低下していること、光や音などの刺激に過敏な人が発症することがわかっています。この病気をよく知るには、頭痛が起きた時の状況や痛みの度合い・痛みの継続時間・痛みが引いたときなど、痛みに関する状況を把握し、メモなどに残しておくことです。これにより、痛みの前兆を知ることや、痛みがどのくらいで治まるかなどの目安も立てやすく、病院を受診した際に医師に診せることで治療の糸口になり改善への早道となるのです。

ストレスや肩こりも注意

緊張型頭痛も多い症状の一つです。この症状は、心身のストレスが原因になっていることが多いことがわかっています。パソコンやスマートフォンなどを長時間使用することにより、同じ姿勢を維持し続ける体には相当な負担がかかっています。そのため疲労物質がたまりやすく、肩こりや首の痛みから血流が悪くなり頭痛につながります。また、生真面目な人や几帳面で仕事熱心なタイプは精神的ストレスを抱えやすく、緊張型頭痛になりやすいとされています。このタイプは午後から夕方にかけ、目や肩こりからくる疲労感と共に痛みが現れやすいのが特徴です。パソコンなどのデスクワークの人や、スマートフォンなどを長時間使用する人は、一時間おきに軽いストレッチを行ったり、少し目を休める、肩や首を回すなど休憩をはさむことが大切です。ストレスの上手な解消法を見つけ、軽い運動を日常生活に取り入れる工夫をしましょう。これらの頭痛とは別に、放っておくと命に係わる頭痛もあります。くも膜下出血や脳出血・脳腫瘍・慢性硬膜下血症などは、早期に治療しなければ命にかかわります。くも膜下出血は突然殴られたような強い痛みが頭に起こり、吐き気やおう吐を伴うとともに意識がなくなってしまうこともあります。脳出血は手足がしびれたり、意識を失う・ろれつが回らないなどの症状があります。脳腫瘍は頭痛と共に嘔吐や手足のまひ・視野が狭くなったり視力が低下するなどの症状があります。ただの頭痛だと甘く見ていると取り返しのつかないことにもなりかねませんので注意しましょう。